以下、今展覧会コンセプトについて浜崎健より。。。
- MUNETUKE -
ムネツケ(胸付)とは浜崎がモノを包むをテーマで長年制作している作品の中の最小のオブジェであり、
身につけるオブジェである。浜崎は長年自分の20歳の時の目玉の写真を包んだ作品を胸付けしている。
そもそも「MUNETSUKE」の由来とは江戸時代に印籠などを紐で帯から吊るし持ち歩くときに用いた留め具である「根付」から浜崎がヒントを得て考えた名前である。
ちなみに「根付」とは当時の“日本人の心意気”を今に伝えるものであり、現在、世界中の多くの人々から
「根付」の持つ高い芸術性は、日本独特の精緻的文化として認められている。
「NETSUKE」は海外でも通用する言葉で、製作国の日本以上に日本国外では骨董的収集品として高く評価されている。
この点は「MUNETSUKE」の目指すところである。
今後はその人だけの大事なモノやパーツを包んだ究極のMUNETSUKEを制作する予定です。
- LIFE UNIFORM -
LIFE UNIFORMとはMUNETSUKEを付ける為のキャンバスであり、
TPOを網羅した自由な人の為の人生の制服です。
今日の礼装の代表“タキシード”が世に出てきた理由としてはフォーマルに対するカジュアルとしての
アンチテーゼという背景がありました。
約120年前のイギリスでは白の燕尾服(モーニング)が礼装とされていました。
しかし、あるタバコ王が真紅の尾がないモーニングジャケットで社交界に現れました。
その真紅の尾がないモーニングジャケットこそが今日の礼装の代表“タキシード”の原型だとされています。
タキシードの由来を知った浜崎は、仕事、普段着等どのようなTPOにも対応し、又、パーティー等でも遜色のない「ライフシーンの全てを一着のジャケットで」というアイデアを形にして表現しようとしたもの、
それが、「LIFE UNIFORM (人生の制服)」です。
「ジャケットを着ていてもスポーツや作業などもできる」 MA-1というフライトジャケットを模して
ナイロン素材にストレッチを使った柔軟なシルエットを採用し、動きやすさと機能性を重視しています。
LIFE UNIFORMはリバーシブルになっていて、裏面には軍隊などで採用されている高密度綿素材「ウエスト・ポイント」を使用しており、裏返すとフォーマルかつカジュアルな“ノッチド ラペル ジャケット”に様変わりします。
ウエストポイント素材をキャンバスに見立て、浜崎オリジナルのMUNETSUKE(ブローチ)を付ければ、
フォーマルパーティーからカジュアルパーティー、様々なTPOで便利な一着になります。
浜崎は長年、結婚式や様々なレセプションパーティー等にも“赤のLIFE UNIFORM”で参加しており、
何より長年着ていても飽きないものである事を自身で感じています。
今後は様々な素材や様々な色をセミオーダー感覚で提案できるようにしたいと思っています。
多くの自由人の為にそれぞれの個性に応じたライフユニフォームを手がけていく予定です。
あと今後、MUNETSUKE+LIFE UNIFORMは服屋以外の業種(ミュージアムショップ、インテリアショップ、カフェ、美容室、本屋など)に置いてもらおうと考えています。興味ある方は是非連絡ください。
21世紀に入り、ひとつしかない体には最小限の服と最小限のアートがあればいいと思います。
皆様のご来館を心よりお待ちしております。。。